マコさんへ送るラブレター②

 比江島慎様

 私は今マコさんが好き。大好き。人を好きになるのなんか何年ぶりだろう。

 私は常に好きな人はいるがそれはまた違った意味で。そもそも人間が好きだ。世の中はいろんな出会いに溢れている。でもこんなに人間が多くても、同じ人は1人もいないし、生き方や環境、価値観全部違う。だからこそコミュニティでは摩擦が必ずあって、しかしコミュニティを形成しないということもあるわけがなく、人間ならば必ずコミュニティを形成して必ずどこかに属さないと生きられない生き物であるという。太古の昔からの永遠のテーマ。だからこそ人間と言え、そうでなければロボットと同じだ。約80億人いる人類のなかで一生でどのくらいの人間と関わることができるのか。考えるとキリがないけど、出会いは大事にしたい。限りがあるのだから。

「人とすれ違うだけでも出会いだと、俺は思う」

(フルアヘッド!ココ・秋田書店・作者 米原秀幸) これはジョンバーツがココに語るシーン。ある時キャプテンジョンバーツの海賊船に乗り込んだことから始まる冒険ロマン。少年ココがお宝目指して、いわくありげな仲間たちやバーツの影響を受けて成長する物語。ホットパンツのおすすめマンガ。宇都宮近辺の方、言ってくれれば貸出致します笑笑

好きな漫画の大好きな登場人物が言うセリフだが、私も共感でき、だからこそこの漫画が好きなんだろうな。このキャプテンジョンバーツ、好きな女性のために、自分を裏切って他の男の子供を産んだ、それでも好きな女性をどんなことがあっても守り抜く。たとえ報われなくても。しかし切ないわけではなく前向きに展開していく。そして、他のクルーのみんなも限りなく優しい。優しさとは強さとは何かも考えさせられるマンガになっている。ぜひぜひ。

 というわけで、出会いは大事だと思っているという話。マコさんに抱くこの恋心も大事に思っている。

そんな歳で、よく恥ずかしげも無くこんなブログ書けるよなって思われる方もいらっしゃるかもしれないが、人間の一生は短い。出会えるチャンスもましてや気持ちを伝えられるチャンスも限られている。何回かこのブログで書いているが気持ちは伝えたほうがいい。後で絶対後悔するから。届いても届かなくても、本当の気持ちなんか届かない時の方が多いけど努力はしよう。

「人生はいつ終わるかわからない」

「好き」の感情はいろいろある。家族に向ける愛情。友人に向ける愛情。恋心。今まで付き合ってきた彼たちに向ける感情も恋心ではあるがそれぞれ違った恋心だった。マコさんに向いてる応援する気持ち、原動力は紛れもなく恋心から。友人・知人ではないから、彼の本当は知らないからあくまで憧れであるが、それでも恋心。アリーナに行って、マコさんを見て、バスケ姿見て、写真を振り返って、毎日ときめいている。まるで中学生に戻ったかのように。バカバカしいなって思うが、自分の心をコントロールできないのだから「恋」ってすごい。

こんな歳なのに、マコさんは私を少女に戻してしまう、、、

 どれだけの感謝がマコさんに対しあるのか。数えきれないくらい、マコさんには助けられている。辛い時、主に辛いのは仕事に関してであるし、職場でのストレスはハンパないが、それでもまだ仕事を続けていられるのはマコさんのおかげだ。冒頭で書いた通り人間の一生は短く、その短い時間の中で仕事で負の感情に蝕まれることは実にくだらないし勿体無い。しかし働かなければ生活や趣味に使える資金がなくなるのだからそこは仕方ないとして、ただ今は働き方の考え方が昔とは違うし、そこに対しては私の所属する会社は理解し改善することを急務としているから退職しないで済んでいる。だがモチベーションは資金獲得のためだけなのだから仕事は辛いしかない。プラスでうまくいかないことがあるとやっぱり泣きたくなるし、性格悪い自分がつい表に出てしまうこともある。そんな時、マコさんの写真を眺めると自然に顔が綻ぶ自分に気づいた。心が穏やかになる自分に気づいた。推しの力ってすごいんだな。

マコさんの写真を撮って、バスケをしているマコさんの髪の毛がふわってなっている瞬間が好きだ。やっぱり私は短髪より今の長さが好きだ。今のマコさんだから好きになった。人と人との出会いは奇跡だと思う。バスケを知ってるものなら知らない人はいない比江島慎選手を、学生の頃からよっぽど有名だったらしいけど、まるで知らなかった。最初は半ば強引に見せられた動画が始まり。ていうか、違った。マコさんがブレックスに来たことから始まる私の片思い物語。初めて見せられた動画の頃から比べると本当に魅力的になった。この2−3年の間で洪水のように攻めてくるマコさんの色気。追いかけるほど好きになったのはオンラインサロンの影響も大きい。私はわかっている。これは縁。もう私の人生に比江島慎を好きになる運命みたいなものが組み入れられていたのではないかと。あの出来事もその出来事ももう経験する出来事と決められていたのに違いない。

「縁がある」

 私が好きになるタイプに一貫性はない。一個あげるならば「匂い」。まあ一種のフェロモンみたいなもの。と「色気」。見た目がカッコよくても色気がない人に魅力は感じない。きっと私がマコさんを好きなうちはマコさんが色気を降り撒いている時。私がマコさんを追いかけなくなった時はマコさんの色気が欠けてきた時。もしくは色気を感じられないくらい遠くに行ってしまった時。今は考えたくもないが、いつか来るのだろう。でもその時は他の誰かに恋をしているかもしれない。

今は全力でマコさんが好きだ。大好き。ほんのちょっとのタイミングであなたは私の心を鷲掴みにした。私にとって2度目の恋の相手はマコさん。きっと最後の恋。あなたは私にちょっぴり切なくて最高に楽しい感情をくれた。

「ありがとう」

感謝で尽きることのない。ありがとう。

喜怒哀楽

比江島慎選手 

 バスケットボールはまだマシな方と思うが、サッカーなんかだと国際試合はお国によってはラフプレーが目立つよね。会場の観客の煽り方もハンパないし。ラフプレーは良くないんだけれども、日本人はおとなしすぎる民族であることには違いない気がする。

 マコさんは昨シーズンCS優勝した時、感情が顔や行動に出てしまったときのことを「普段はポーカーフェイスなんですけど、感情が出てしまいました」と語っていた。わたしから見ると、とってもわかりやすいんだが、一生懸命顔に出さないように努力しているのだろうとは思う。

必要???

私はまだ何も分かってなかった頃、このブログでも触れてたけど(最初の方のブログ、小中学校、高校の頃の話、高校恋愛編で詳しく書こうと思ったんだが、まだ続編書けてないっす)、あまり感情を出さない様にしていた。そして、顔に出ないということは客観的に物事を見ていることになり、自分は冷静である証拠だと勝手に思っていたため、それが正解だと思っていた節がある。

 どうやら日本の文化なのだろう。冷静沈着、わめかず、大声を出さず、クールに。。。女性も慎ましやかに、男性の3歩後ろを歩き、目立たず、おしとやかに、というのがいい女の条件。日本の文化を否定しているわけではないけど、理想の女性像をこれに当てはめてしまうと、今の世の中、セクハラを取られるでしょうね。脇道に逸れてしまったけど、慎ましくいることが日本の文化であるからわたしもそういう価値観で育ってきてしまったのだろう。わたしはこの後、高校生の時、感情をぶつけることで自分の殻を打ち破ることができた。

 いつもクールな人なんて、ちっとも魅力的じゃない。

 かつての上司が韓国出身であった。彼女は日本が大好きで、日本の会社に就職したかったんだそうだ。彼女は言い訳も失敗も隠さない。誰かのせいにすることもある。でも必ず謝る。言い訳はしても、感情をあらわにして、泣きながら謝ってくる。韓国は泣く文化だと聞いたことがある(違っていたらごめん)。最初はだから、泣いて媚を売っているのだろうと思ったけど、違うとわかった。日本人は泣くことがみっともないと思うところがある。「そんなことで泣くのか?泣くくらいなら最初からちゃんとやれよ。泣いたら許されると思っているのか。。。」言ってしまったり、思ってしまったり、またこの言葉を言ってる人を見たことないかな?いかにもそれらしく装って、泣いてる人は弱い人、こんなセリフを吐く人は強くて冷静な人、そんな図式が出来上がっているね。

わたしは言いたい。泣くくらい悔しい思いをしたことがないのか。泣いても自分を認めてほしいと思ったことはないのか。泣いても取り返しがつかないほど後悔したことがないのか。であれば可哀想な人だ(嬉し涙と人が亡くなった時の悲しみの涙は、これだけは許されてるから別)。感情って隠せるものではないはず。殺せる感情なら、それだけのものしか経験してないってことだと思う。長い人生の中でそんな寂しいことってある?

これと同じで、怒りも、喜びも、なぜか日本人は体全体で表すのが苦手なようだ。だからなのか、そもそも目立つことをよしとしないところがあって、ビジネスにおいても交渉が下手。PRが下手。日本人はとても勤勉だし優秀だと思う。だから世界でもトップクラスの技術、開発もされているのに、それをビジネスに活用するとなると世界に先を越されてしまう。

学生時代、仮想空間の中、各国と仮想ビジネスで競ったことがある。資本金1000万で1年後、3年後、10年後どうなっているか。わたしは手堅く安牌なビジネスをしていた気でいたのだが、初期に資本金の倍も借金してるヨーロッパやアジアのチームに10年後は結果、何倍も利益に差をつけられ大敗。しかも相手は小学生。思うに、思い切った行動を起こす勇気がない。感情が爆発するほどの衝動も同じ。心が耐えられないんでないかな。

 そうはいっても、私たちが学生の頃あたりから最近の風潮は変わりつつある。相変わらず水面化?ではまだ女性が慎ましいのが好まれるように思うけど、就職の採用なんかでは自己PRは重要なファクターだ。他人と違う点やリーダーシップ、考える力や伝え方(交渉術につながる)は重要な決め手になる。そのため目立つことが第一歩だし、だからこそいわゆる陽キャ陰キャという言葉が生まれ、目立つ人がチヤホヤされるからいいんだと、またまた違った目立ち方の解釈が世の中を蔓延っている。どちらにせよ、自分を出すことが苦手なのは間違いない民族なのであろう。

 まだまだ、感情は表に出してはカッコ悪い。でも目立ちたい。偉そうなことを言いたい。感情をあらわにせざるを得ないほどの経験をしたこともないのに?なんでそう思うかって、要するに楽なんだよ、自分の感情を殺す方が。自分の感情に向き合うのって、知らなかった自分を知る事だから怖い。そこに向き合えてない人がまだまだ多いように思う。そうでない人もたくさんいて、わたしはありがたいことに、経験値が豊富で影響力の多い方達に出合う縁に恵まれてきた。何が悪いって、そういう感情を表に出すのがカッコ悪いっていう風土が悪いっていう話。わたしら団塊ジュニアでも半々だと思うな。前からこのブログで書いているけど、色々な価値観や哲学、文化、、、過渡期なんだ。日本経済においても、一番お金を動かしているのはこの世代(人口が一番多いという点でも)。良くも悪くも、影響力が大きい世代なのではないかなと思っている。

 変革時に影響力のある世代。団塊ジュニアが日本経済を変えられる。ミクロな見方をすると、会社の生き死にはこの世代が変われるかにある。第一線で活躍しているのはもっと若い世代だと思うが、人口が多く、今までの変革時は全てこの世代が関わってきたのはリアルに覚えてるだろう(金融ビックバンにしかり)。若い世代がもっと動けるように準備してあげるのはわたしらの仕事かもしれない。

まだ自分の殻にこもってる人がいたら、破ってみない?自分の知らなかった感情に触れることは勇気が必要だけどね。

洋服とわたし

M6H 634色 ロングスリーブTシャツ

わたしは特におしゃれが好きなわけではありません。センスがいいわけでもないです。ファッション雑誌もほとんど読みません。美容院に行ったら真っ先に目を向けるのは「もんみや」のbrexのページ。総合情報系の雑誌の方が好きです。まあ、でもほとんど読みません。なので、若い女性の流行ってて持ってるバッグのブランドもわからないし、そもそもブランドがわからないし、ZARAにも行きません笑笑。

人によっては周りについていくために頑張ってブランドを勉強し、わざわざ買いに行き、覚えたアイテムやワードを使いたがって羅列している人も多いでしょう。

流行っているコスメに関しても同じ、髪型だってそう。ほぼ興味がありません。わざわざこちらが興味ないって言ってるのに、いろいろ教えてくる人にはうんざりします。それでいてチグハグなメイクしてたら説得力ないじゃん。だがしかし、興味あることに関しては食いつきます。韓流大好きな友達がしつこく韓国コスメを持ってくるものだから(お礼のつもりらしい。ブレックスの試合に何回か連れて行ったりしたので。本当はほぼわたしのわがままに付き合ってもらっただけなんだけどね笑笑)、コスパが抜群じゃん。質も高い。パック、浸透力がハンパないって。今更かもしれませんが、国産は、の割に高いもんね。

 わたしは、わたしを振り回してくれる人が好きです。この友達はネガティブでしつこくて人の話は聞かず、自分が一番不幸だと思っているし、興味ないって言ってるのに、しつこく毎回毎回韓国コスメを持ってきました。「一回騙されたと思って使って」って、試供品やら、100こセット買ったから全種類1枚ずつあげるから使ってみてよってね。折れたカタチになったけど今では良かったと思っています。実際、彼女はわたしと違いオシャレが好きで、出かけるのも好きで、メイクとか可愛いもの、かっこいいもの、音楽フェスとか、UKロックとか大好きな人です。だから、そういった点では説得力があったというか、そういうところの信頼はありました。本筋から外れましたが、彼女は全く持って付き合いづらくわがままですが、でも捨てられない笑笑。まあまあ、わたしを振り回す困った友達です。

 わたしのブログを何回か読んでくれている方ならもう知ってるかもしれませんが、わたしも変えられない一本筋の通った哲学を持っています。普段は人に合わせることもあったり、ヘラヘラしてみたりすることもあります。怒られ慣れてるので、上司に怒られても、失敗して部下に笑われてもふにゃふにゃしていても、自分の自分が嫌いではないのです。きっと自信がある。だから何言われても平気なわけですね。ダメなものはダメなんだから間違ったのなら咎められる。それは上だろうが下だろうが関係ありません。

わたしはおしゃれではありません。でも、着る服に迷いはありませんし、自分をダサいと思ったことはありません。髪型もそうです。女性らしく、ワンピースを着て、ロングヘアーの巻き髪が(マコさんは好みなのでしょうが笑)、男性ウケがいいことも知っていますがわたしが特にしたいスタイルではありませんし、わたしの個性ではありません。今までの彼氏の好みに合わせたことはありません。わたしのコンセプトがあるとするなら、「好きなものを好きなように着る」「服や髪型でいかに遊べるか」です。生き方も同じ。いかに自分の人生を生きられるか。結婚するときにこれを条件にして栃木に来ました。実際はそんなに勝手に行くものではないことも知っているし、家族を大事にしていないように思っている方もいらっしゃるでしょうが、わたしの子供たちはこの一風変わった母親を自慢に思っているようです。そもそも結婚自体しなくてもいいと思っていました。わたしの両親は結婚はただの選択肢の一つで、最高の選択肢だと思ってはいません。

もし、おしゃれをしたいと思う人がいて、なんでオシャレになりたいのか考えて、人は可愛くなりたいしカッコよくなりたいし、なんでだろう。好きな人に好きになってほしいから。自分に自信を持ちたいから。視線を集めたいから、自分に目を向けてほしいから。いろいろあると思うけど、まずやることは、自分をしっかり持つこと。自分を知ること。人と比べることなく、個性を大事にできるようになること。揺るぎない自分のある人は目を引くだけの魅力があります。可愛いとかかっこいいとかだけではないんだけども。ある種、さまざまな見え方で目を引くこともあるけど、それは存在感というやつです。何を着てもどんな格好でも、また何を着たって恥ずかしくないし、様になるようになるし、むしろみんなが避けていたアイテムですらおしゃれアイテムになることもあります。

 このブログで、「それは個性」という回で比江島選手の魅力を語ったけれども、やっぱり個性なんです、人の魅力は。人自体の持つ魅力との合わせ技ですね。選ぶアイテムによってはより独特な味を引き出せると思います。

服は自由に選んで楽しんで着ることが一番大事だと思うし、今は選択肢が多い時代です。ただアイテムの活かし方はあると思っています。着方を間違うと、アイテムが台無しにあることがあります。モデルやマネキンが着用しているアイテムをそのまま着ても、またスタイル(この場合は肉体的な面で)が抜群に良くてモデル体型でも、まるでおしゃれにならない人もいます(なんでだろうと思うんです。身近にいるのですが)。何を着せてもしっくりこない。見た目の作りは悪くないはずなのに。

おしゃれに関わらず、そのものの持つ意味やコンセプト、解釈を間違うと価値がとても下がります。洋服だけでなく、モノの持つ意味の解釈だけは間違わないように生きたいですね。

それは個性

比江島慎選手(2022.8.14 国際強化試合 vsイラン ゼビオアリーナ仙台)

 マコさんが大好き。かっこいい。かわいい。バスケしている時は本当に素敵で尊敬している。そして、でも面白いのだ、私にとっては。

 本人はいたって、普通。にしてるつもり、きっと。面白いこと言ってる訳でもなく、トークも得意だと思ってないだろうし、できたらしゃべる仕事はしたくないとまで言ってるし、ジョークも下手。言葉で自分の周りに人を呼ぶタイプでもなく、コミュ障なのではと心配になる程。そして自分自身も人見知りで人と打ち解けるのが苦手だと思っているだろう。

マコさんうんぬんとか関係なく、このタイプの人って、学生時代なら、今風で言うといわゆる陰キャと呼ばれるタイプの人。言葉の雰囲気に騙されちゃいけない。世の中の評価って、陽キャがいいんだって風潮あるよね。人見知りな人や、口数が少ない人を「おとなしい」「暗い」「何考えているかわからない」という言葉で私には責めてるように思う。でもね、明るく振る舞ってる人の中にも、そういう人ほど「何考えているかわからない」と私は思っている。元からよく話す人、ではなく、そういう風に振る舞ってる人の中には、自分を隠してまで陽キャでいないとって思ってしまってる人も多いのではないかな。だって陰キャって思われたくないとか、そもそもその言葉にはバカにする要素を持った意味があるから。自分は面白くない人間だって評価されたくないんだよ。だから、本当の自分は隠す。面白く見せる。本当の自分が見透かされた時、逆に相手をバカにした言葉で自分の本当をもっと隠す。だから、私には、そういう人って腹の底が見えなくて苦手な部類、「何を考えてるかわからない」。本当は実はこっちはわかっている。だから見ていて辛くなる。

そして、「面白い」ってどういうこと???ジョークがうまいってこと?芸人さんみたいなネタが豊富ってことか??ゲラゲラ他人を笑わせるのが得意な人のことをいうの???

もちろんそれも是。でも違った意味もあるでしょ?私は、マコさんが面白いのだ。この人、自分で気づいてないけど人を周りに集める魅力がある。そして自分の間(ま)に巻き込めるタイプの人だ。笑わせるとか口がうまいとかではない面白要素。マコさんはきっと、自分は面白くない人間だと思っているだろうけど。私にはとても興味深い。そしてそれが彼の最大の強み(だと思っている)。だからこそ、もしかすると彼の持つ本当の魅力が理解できない人にとっては、なぜ、彼が構ってもらえて、人を呼ぶのかナゾなのかも。

私の子供たちは幼い頃から、なかなか友達が増えず、いわゆる陰キャの部類だ。親としては心配していた時もあったが、私は人のことを言えない子供時代を過ごしてきたので、本当の意味では心配していなかったのだが。だって、高校生の時、大人の一歩手前くらいの歳になって、個性的だらけの高校に入学。そこではスーパースターの君とオタクと呼ばれる生物部のやつが、普通にゲームの話をし、一緒にご飯を食べに行ったりしていて、陽キャ陰キャなどない世界だったのだから。私は知っていたのだ。

 そして私の子供たちが高校生になった時、先生に言われた言葉、

「間が独特なんだよなぁ」。。。

 親として思ったことは、「あ、やっぱり?」だって私の子だものなぁ。よく似ている。でもね、否定的には思わないで。隠さず、自分を出せてる証拠だし、周りの価値観に合わせていかなくても大丈夫な強さがあるってことだ。自分の個性を否定してないところが魅力で、それに惹かれて集まってくる人たちも必ずいるのだから。

 個性を発揮できるような「日本」にもっとなっていけますように。