テーマは「導かれし者たち」〜富山2戦と共に〜

 今回で富山は3回目になるが大好きなところ。全然まだまだ観光できてないんだけど、まとめて休みとってゆっくり観光したい。富山駅付近はとても便利がいい(なんでもある。ホテルも高めからお手ごろまで、そして旅館もある。食べ物も美味しい。駅からすぐのところに運河があり、きれいに公園が整備されている。そして都会な駅前から立山連峰が見えるとあっては。。。)

私がアウェー戦を選ぶ時の理由は、良席が取れること。アリーナまでなるべく便がいい事。そのチームに何か魅力を感じること。なので近い遠いも若干理由になるがあんまり関係ないかも。昨シーズンは広島まで行ったしね。意外に近場は行かないかもしれない。茨城は行ったこと、そういえばない。近すぎてホームゲーム見てるようで旅行感がないから。そしていい席がとれない笑笑。

今回の富山は友人が富山のファンクラブ会員で席を都合してくださることと、アリーナまで便がいいこと、景観がいい事、食べ物に魅力があること。富山の選手たちに私が注目している選手がいること(勝ち星上げてほしいな)。そして富山駅がわかりやすいこと。これって結構大事。方向音痴の私でもなんとか動ける駅だ。名古屋は最悪だった。新宿駅より迷宮。お仲間さんに連れて行ってもらわなければスカイホールまで辿り着けなかったに違いない。

 富山は昨シーズン行った時も思い出に残った地だ。あんまり合流できないお仲間さんの1人とも一緒にブラックラーメンを食べれた思い出があるし、あまり会えない“まこドラ“メンバーさんとも会えたし。プレに行った時は駅で解説をしてくださる井口さんとも会えた場所。ここ結構いろいろあって楽しい思い出が多い。

 さて、富山2戦は2勝。しかしマコさんが足の不調を起こしてしまった。一昨年のシーズンではブレアリであったが富山戦で大きなケガを起こしたのは2020.12.9。私の記念すべきアリーナ記念日。今回の富山戦も2022.12.10/11。これがいいことではないんだけど運命づけられてる気がしてならないんだよね。思えば一昨年のシーズンの初アリーナ観戦でのマコさんの衝撃的なケガがなければここまで夢中になってマコさんを応援していないわけだし。この“12月、富山“には私には何かある。もうキーワードになってしまった。そして今回も。

(12.10 game1)

マコさん、足大丈夫かなぁ。良くも悪くも、マコさんが足が痛がる様子が写真に撮れてしまった。

(12.11 game2)

1分1秒違ったら、違った旅になっていた。今回の旅で私はもっともっとマコさんが好きになったし、これはどういうことだって思えるくらいの奇跡。なんだかきっともうマコさん応援するような運命だったんだなあっと思うよ。導かれているようにしか思えない。そして一緒に動いてくれたお仲間さんも。愛知の人だものなぁ。たまに「なんで仲良くなったっけ」って思うこともあるけど。マコさん同様、彼女も一緒になってこの軌跡があるんだよ。この稀に見る奇跡はもう奇跡じゃない。いつ切れるかわからないこの縁は大事にしよう。その時が来るまで。

あらゆる出会いに感謝。そして改めて思い知らされた旅。ドラクエ4じゃないけど「導かれし者たち」だよ、本当。

疲労とわたし〜洋服とわたし(番外編)〜

正直変なタイトル。「趣味とわたし」でもいいようなごちゃごちゃ部屋の様子加工してあげてるのにね。

実はリビング横のこの部屋、昔、個人宅で塾を開いていた時の名残。本棚や子供たち飽きさせないためのグッズなど置いたり片付けるためのものを再利用してある。わたしは趣味も多いのでわたしの趣味のものと、子供たちのかつて遊んで作ったブロックのよくわからない置物や、楽器、疲労改善グッズ、チープコスメ、アクセサリー、洋服、レンズ、そして今はブレックスグッズやポスターなど。恥ずかしげもなく部屋の様子を晒すのは意外にわたしが気に入っているため。猫が爪を研いでボロボロになった壁に水色のトタン風の壁紙貼ったりして、わたし色に実はインテリアを作ってある。シンプルに生活感がない雑誌のような部屋もおしゃれだけど、生活しているうちに増えてくるものを、それでも生活感出しながら可愛く見せるインテリアもまたあり。

だからとは言わないが、子供たちはこの部屋にいることが多かった。わたしが文房具集めも好きだからしょうがないけど、居心地がいいのと、なんでも揃うから。買いだめしてあったシャーペンやボールペン、テープノリ、全然ない、使われてしまって。おまけに最近は旦那もわたしの部屋で仕事をしたりするので、やめていただきたい笑

わたしは予定をわざとでも入れておかないと全然家から出ない。元々怠け者なのでニートが羨ましい。でもね、思う。前振りが長くなったけど、本題。ここ最近、随分老けた。疲れが取れない。疲労が溜まってたり、精神的にも肉体的にも参ってる時はわたしひどい顔してる。

年齢のせいもあり仕事の疲労が回復しづらくなってるのは事実だからそこは自分で調整していくとして、それでもまだ仕事してるからまだ老け具合がこれでもマシなのかなって思う。仕事は辛いのだがこの前嬉しいこともあった。30代くらいの方が、

「お姉さんの着てる服なんですか?教えてもらってもいい」

「わたしのは全部メンズですけど大丈夫ですか」

「全然素敵、売り場全部回って、全部のスタッフさん見て回ったけど、お姉さん一番素敵。このまま全て真似していいですか」

こんなに嬉しいことある?スタッフの中でもわたし年齢かなりベテランの方笑笑。たぶん根が素直すぎるので中身は幼い感じがするかもしれませんが、結構な歳。

仕事はしたくない。でも、この仕事のおかげで、もしかしたらまだなんとかなっているのかもしれない。色使いのセンスや、自分が気取らずに、でもおしゃれに見せれるアイテム選びや発想の自由。

自由といえば、わたしは自由人だとよく言われる。子供の時からそうで、同級生の中にはこの自由な感じが許せない人も多かったに違いない。今でも思われてるかも。好きなようにバスケを観戦しにいったり、バスケを知る前から、1人の時間の確保を定期的にできるようにしていたし。普通に考えたら、結婚生活をないがしろにしているようにしか見えないだろう。子供のこともほったらかしのように見えるのかも。言い訳するわけではないが、こんなのでも、進路や勉強、学校の面談、、、こういうことは子供たちはわたしに相談してくる。そして、名乗ってもいないのに学校ではなんだかわたしのことは知られていてわたしの子供らは自慢のようだ、こんな親でも。

良妻賢母もいいけど、これっていい言葉なの?わたしの母親がもし良妻賢母型なら絶対なつかない。わたしは自分勝手でわがままでお嬢様で自分を可愛いと思っているママが大好き笑笑。さまざまな考え方があると思うが、疲労を改善させる一番の方法は、美しくありたいと思ったら、自分の責任において自由であること。この自由をどう捉えるかは自分自身で考えるしかないが。やり方を間違えると身勝手な人になってしまう。

今、わたしの一番の回復への薬はバスケを見に行って推しに会うこと。どんなに疲れていてもここは関係ないんだよなぁ。バスケと別に今会いたい人がいて、大好きなんだよね。いいやつなんだ、これがまた。いつ会えるかわからないけど、その時のために老けてちゃいられないね。

温泉に行きたいなぁ。

そこに向かう姿勢

2022.11.30 vs 群馬 

写真は宇都宮ブレックス比江島慎選手。彼の活躍は凄まじかった。今シーズンの群馬は強い。前半の成績だけでいったら今シーズンの宇都宮なら敵う相手では無いと思っていた。

今シーズンは、というか昨シーズンあたりからBリーグ界隈で選手の出入りが盛んな気がする。チームが刷新されてなかなか混沌としている。面白い。いわゆる、昔からの強豪チームが必ずしも上にいけるシステムではなくなってきてるようだ(しかしそうはいっても底力や最後まで戦い抜く体力は昔から強いチームの方に分があるが)。

どうやら宇都宮ブレックスはスロースターターのようだ。しかしながらもう落とせない試合。1Qの入りは悪くなかったと思う。しかしじわりじわり差が開いてきて、ああこのままいくと千葉戦の時のように30点差で負けるかもしれないと思ってしまうような運びだったと思う。

1Qが終わって、悔しそうな表情のマコさん。3Pでやり返した後の嬉しそうなマコさんや意気込むマコさんなど、前のブログで喜怒哀楽はあった方が良いと書いたが、マコさんはわかりやすい。というかそのくらい勝利が欲しかったに違いない。うまくいかず、不甲斐ない思いと、チームがもっと勝利に飢えていてほしい思いと、自分が1勝に導かねばならぬ責務と、その思いは隠そうと思っても隠せるものではなかった。

だから応援したくなるんだよ。

わたしはスポーツ観戦は好きだ。でも自分ではやってこなかったし、つけられる点数で勝敗が決まる、勝ち負けしかないこの世界は正直知らない世界。わたしは苦手だった。会社内でもライバル意識がつよく、相手を蹴落としてでも評価されようとする人はやっぱり体育会系。やるからには一番を目指さないとダメだと豪語するのも体育会系。わたしは吹奏楽部だった。自分がでしゃばったらいけない世界。全体で作り上げる世界観で自分の奏でる音色を解釈を間違わずに表現する世界。そして表現力は思いが強い方が勝る。わかりやすくいうと、悦に入り込むことは必要。

そう思いは伝わる。

いかに感動を与えるか。わたしは表現の世界が好きだ。独特な世界観を持っている人が好きだ。わたしがマコさんを応援しているのは宇都宮ブレックスを勝利に導くからでも稀に見るエースだからというわけでも、見た目が好きという理由でもない。わたしが応援したくなるような何かを持ってる。強い思いが伝わってくる。そしてこの思いは単純にはいかない。苦悩が多いほど、考え倦んできたその先に溢れる出るものだと思っている。

思いが形になった時、深い感動になる。

実は何も知らないくせに勝手に応援したくなってしまった選手がいる。前回のブログで書いた三河の角野亮伍選手。世代最高のスコアラーはぶつかった壁を乗り越えつつあるようだ。乗り越えた先に、彼に待っているものは何か。楽しみにして、待ちたいと思う。こっそりと応援しながら。